葬儀における僧侶の役割

木魚

僧侶を派遣してもらう

近年は核家族化が進み、お寺との関係性が希薄になりつつあります。本家はお寺と付き合い続けても分家になってしまうと関係性がたたれたり、都会に出て就職し結婚してしまうと地元との関係が疎遠になったり、お寺そのものとの関りが減少しています。だからと言って、葬儀の際にはお経をあげてもらうなど、宗教と無縁になっているわけではありません。そんな時代にあって、僧侶派遣が行われるケースが増えています。これは、菩提寺を持っていなかったり、菩提寺との関係が希薄になっている場合などに、お経をあげてもらうためだけに僧侶派遣をしてもらうものです。僧侶派遣のメリットは簡単に依頼できることにあります。僧侶を指定するわけではありませんから日程調整も簡単です。また、菩提寺の僧侶に依頼する場合にはお布施の金額やお車代などで金額が決まっていないのが一般的ですが、僧侶派遣の場合には明確な金額がありますので、頭を悩ませる必要がありません。例えば、お経をあげてもらうのに4万5千円均一でお車代等も含まれているというのが一般的です。菩提寺との関係は重要ではありますが、いつまでも続けられるものばかりではありません。菩提寺との関係性がなくなってしまった場合には、僧侶派遣で済ませるというのが新しいやり方なのです。葬儀の際の読経だけでなく、一周忌や三周忌などの法事などでの読経も依頼することができますので、菩提寺がなくても先祖を十分に供養することができます。